「蒼い星」
1.その男
10.立ち向かう
Line2

戦闘艦グレスデーンは、惑星リュードから五千光年離れた惑星セダ上空に停泊していた。

リュード宇宙ステーションの研究所爆破から二十時間が過ぎようとしていた。
艦内では、艦長の部屋の前で、三人がもめていた。

銀色の髪の少女が、食事を運び入れようとするが、黒髪の青年が止める。

「いいじゃない、だって、シンカもご飯食べないと。きっとお腹すいているよ」
「自分から出てくるまで、待ってやろうぜ」
「でも」

セイ・リンが、ため息をつく。
「そっとしておいてあげたほうがいいと思うわ」
「でもっ!」
ミンクは、頬を膨らめて怒る。

「ミンク」
「もう!シキも、セイ・リンも、なんで!」
 
シキは、こういう時ほどミンクが成長してくれればと思うことはない。
男が、落ち込んでいる姿をみられたいはずはないのに。

「ミンク。いらっしゃい」
セイ・リンが、ミンクを強引に引っ張っていった。

はあ。
シキはため息をつく。
シンカ、女に甘いのはよくないぞやっぱり。
 


Line2

<189>
次へ[#] | 前へ[*]


目次へ
かんたん感想
自分の作品を本にする!


Footer1
▲ページトップヘ
ログイン
野いちごTOP[0]
Q&A
Footer2
Oshirase
(C)Starts Publishing
.