「** 蒼い星 ** 4th Story」
1.セキュリティー Lv.∞
1
ミンクの卒業式から地球時間で約一ヵ月後。
シンカたちは、惑星リュードへの密かな旅を始めていた。
いくつかの宇宙ステーションを経由し、現在はリュード宇宙ステーションの一つ手前。
セダ星域の宇宙ステーションで燃料の補給と休養を取っている。
セダ宇宙ステーションの居住区は、赤く光るセダ星を背景に、今は夜の設定になっている。
人口光源が消され、夜の時間帯は空一面が宇宙空間を映し出す。
ドームのはるか彼方に光る星はちらちらと、数え切れない煌きをシンカの瞳に映す。
蒼い瞳は宇宙の深淵のように深い色に見える。
傍らで見上げるミンクはそちらの宇宙に見とれていた。
気付いた青年が笑う。
「どうした?」
ミンクは少し顔を赤くして視線を本当の宇宙に戻す。
「ううん。なんだか有名になるって大変だと思って。」
「ああ。雑誌とかネットワークテレビのこと?」
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