「** 蒼い星 ** 3rd story」
4 熟されたワイン 友人 コレクション
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「悪かったね。休みのところ。デートの約束でもあったのかな?」

エドアス・ゲーリントンは、助手席で浮かない顔をしている青年を見る。

「いえ、そうでもないです。」

がっかりした表情を消せずにいる青年に、若い教授は笑った。

「くっく。素直だな。しかし、君が運転できないとはね。」

「すみません。僕、免許なくて。」

「それで、運転手つきなのか?大きなお屋敷を借りているんだな。」

「・・。」

「他の研究生はどうしていると思う?」

「知りません。」

前方を見ている教授の横顔を見つめた。

「ホームステイしているか、共同でアパートを借りている。

特に、この一般向けの研修を受けるものは恵まれていないものが多くてね。

恵まれていれば、この大学に入学していただろう者ばかりだ。

君だけ、少し違うね。」


シンカは、教授の褐色の肌を見つめる。
切れ長の黒い瞳は、すこしレクトを思わせる。

レクトも、リドラ人だからだ。

「運転中に人に見られるのは好きじゃない。こちらを見ないでもらいたいね。」

慌てて、視線を前に戻す。

「すみません。」



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