「セピア色の街」
2章 青春
8話 たくらみ
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私叶と彩は、お金がすべてのように
容易にお金が手に入る方法がないか
考えた。
私たち女が早くお金を手にするには、
身体を差し出すそれが一番早い
そして
男は、女との快楽を求めて
出会うために
テレホンクラブに出入りする

「なぁお金ほしいな」彩
「うん 簡単に入るとすれば?」叶
「やっぱ 男から貰うンがいいやん」彩
「でも 店登録すれば 手間賃差し引かれる」叶
「テレクラで男と連絡取ろう」彩
「ホテル入って睡眠薬でも飲ませて
 寝込んだら財布取ってドロンしたら」叶
「うんそれいいやん」彩

私たちは、女を武器にすることに
テレクラに電話したその気になった男と
待ち合わせすることにした。

四条大宮の牛丼屋の前に
PM9:00

2人して待ち合わせ場所の近くから様子を見ていた。

しかし
相手を見定めるまでもなく
「彩 なんかあほくさいな」叶
「うちらそんなんしんでもお金手にできるし
 今日は、乗り気しないし 叶もそうなんやったら
 帰ろう また今度 ちゃんと遊びたいわ」彩

「そうやな 帰ろう」叶
私たちは、昏睡強盗をしようとしていたが
私たちの中に犯罪という思いはなかった。

スケベ心に答えてお金を巻き上げる程度にしか感じていなかった。

私たちのたくらみは、実行に移すことはなかった。

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