「** 蒼い星 ** 2nd Story」
9.こんなところで!?
「ミンク!」
がたりと、立ち上がるシンカ。
ミンクもこちらを見て立ち上がった。
「ルー知り合いなの?」
リトルが少女を見る。
「かっわいいから、彼女?」
「そうかもね。」
二人の見詰め合う様子を観察しながら、巻き毛の女性は少年に賛成する。
「なんで、こんなとこにいるんだよ!」
シンカが歩み寄る。
ミンクの驚きの表情は消え、頬を膨らませた。
「シン……」
いいかけて、ミンクは言い直す。
「なんでこんなとこにいるのよ!」
「仕事だよ。お前、だめだよ、帰れよ。」
真剣な表情で怒るシンカ。
(仕事には見えない。以前シキが言っていた。お忍びであちこち遊びまわっているって、本当だったの?私が窮屈な思いしていたときに、一人でそんな格好して、瞳の色を隠して。)
「遊びまわっているって、本当だったんだ!」
「別に遊んでるわけじゃないよ!」
ミンクの肩に置いた手を、誰かがはらう。
見ると、シンカより一回り大きいプラチナブロンドの男だ。学生だろう、その服装は上でよく見かける。シンカは睨みつけて、言った。
「なんだよ。」
「彼女が嫌がってるだろ。お前、ミンクの彼氏なのか?彼女にだまって遊びまわっているなんてよくないぞ。」
そうだ、そうだ!と、後ろの学生たちがはやし立てる。
酒が入っている。この男の目も少し酔っている。
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