「** 蒼い星 ** 2nd Story」
4.ごめん
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二日間の視察を終え地球に戻ると、シンカはたまっていた書類をさっさと片付けてナンドゥへ向かうことにしていた。

時刻は二十時。急げば、今日中にナンドゥまでいける。

「ねえ、シンカ。」

執務室に、パジャマのまま現れたミンクは、そうっと覗き込む。

「どうした?」

あせりつつも、ミンクの顔色や表情を確認してしまう。昼間会う時間が減っているから、どんな短い時間でもきちんと見つめていようと思う。

「お願いがあるの。私ね、大学で自分の家族のことどうお話していいか分からないの。成り行きでお父さんがレクトの部下ってことになっちゃったんだけど、それでよかったかな?」

「くす。」

ミンクにとっては、とても重要なことなんだな。

「じゃあ、いつもはここの百二十階にいる、軍務補佐官にしておけよ。レクトがミストレイアから引っ張ってきた人物なんだけど、政府の職員にはあまり知られていない人だし、普段はレクトと行動していて、職員同士の付き合いに参加するようなタイプでもないし。マイクレア・ロッシ補佐官だ。」

「いいの?」

「レクトに頼んでおくよ。」

「それからね、シンカのこと、いっちゃだめ?」

うつむいて、上目遣いで見上げるミンク。赤い瞳がくりりと瞬く。

「え?」

「男の子達が付き合っている人がいるのかって聞いてくるの。」


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