「可及的速やかにフリーターは」
3章 選択の余地なくフリーターへ
・無益な人生、本当の人生
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取材は駅から3、4分ほど歩いた喫茶店で行われた。

昔から営業しているのだろう。
レトロな感じの佇まいで、そこだけ昭和が取り残されている。

出入り口は自動ドアではなくガラスをはめ込んだ木製の扉。
「営業中」というプレートが内側からかけてあってガラス越しにそれが見える。

扉を開けると、目の前がカウンターになっている。
女性店員が3人並んで立っており、その内の一人に案内してもらう。

店内は薄暗い。
天井や壁に取り付けられた照明のほとんどがステンドグラスで覆われている。

立地条件がいいのか日曜昼下がりという時間帯がいいのか、全席埋まっているようだ。
もともとあまり広くはなさそうだが、余計狭く感じた。



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