「【短編】クロスロード ~ェンジェル~アルバム~」
第六章 夏
「澄香~」
さくら園の玄関から呼ぶ修斗の声に、澄香は、オムツの取れたばかりの小さなおしりを降りながら、急いで駆けた。
「おぅ」
澄香を見て、修斗は微笑む。
「澄香、背~伸びたか?」
澄香は、満面の笑みで大きく頷いた。
「おぅそうか!」
頭を撫でる修斗に、
澄香は、とても嬉しそうに笑った。
その天使のような笑顔に、
修斗は、
思わず澄香を抱き締めたくなる。
しかし、理性で抑えた。
「よし、行くか!」
修斗の声かけに頷いて靴を履く澄香。
澄香は、
修斗に手を引かれて、
玄関を後にした。
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