「** 蒼い星 ** 2nd Story」
1.晴れて女子大生♪
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太陽帝国、地球の北半球にある首都、ブールプール。


帝国一の巨大な都市に住む人々は特権階級と呼ばれる住民と

地下街に暮らす地下住民とに大別される。

もともとは同じ価値をもった地域であったものだ。

しかし、経済事情などから格差が広がり、お互いに相手を特別視する状況となっている。

地上は林立する巨大ビルディング、派手なネオンにホログラムの看板。

音もなく飛び回る空挺は中空を三層に分けて流れるように人や物を運ぶ。

地上では今、ちょうど秋を迎えていた。



地上二十メートルまでに規制された並木は美しく紅葉し、この時期の首都を彩る。

ブールプールの中心にそびえる百五十階立ての黒光りする豪奢な建物。

それが、この太陽帝国を治める中央政府ビルだ。



その最も高い位置にある居室で、若干十八歳の皇帝は新しい殖民惑星の調査結果に目を通していた。



彼の名はシンカ。


辺境の惑星リュードで生まれ育った彼は、前皇帝の血を受け継いでいる。

自分を育てた母親を、故郷とともに失うまで、そのことを知らずに育った。



少し長めのうねりのある金髪は白い朝日を弾き、深い蒼の瞳に映える。

この宇宙で最も有名な青年である。




青年というにはまだ少し、幼さも残るが。


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