「Security Abyss 3」
「もっと効率のいい方法……?」
桜沢の頭は混迷を極め、瞼を深くしばつかせ、首をひねる。
「怨恨の線ではない、強請りか?」
「>その効率のいい方法をどうするおつもりで?」
桜沢は様子を見る。下手な事は言えない立場にいる。
「>手伝おう」
「>……手伝う?あなたが代わりにやる、と?」
いよいよ桜沢はヤケになってきた。考えても考えてもわからない。そもそも、仮に桜沢に恨みを持つ人間だったとしても、わざわざイレギュラーな方法でコンタクトを取る必要が無い。いっそのこと、話の流れに乗ってしまえ、と考えた。
「>手伝う、というより教えるだけになる。何せここから出られないのでな」
「>出られない?どこからですか?そもそもどうやってメッセージを」
「>そんなことはどうでもいい、まず情報サイトかエロサイトを用意しろ」
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