「Security Abyss 3」
Line2

もう1つが、このフォームのsubmitを自動的にさせてしまう。次のようなコードだ

<script>
document.forms[0].submit()
</script>

これだけでいい。ただし、javascriptが実行できる環境だけだ。携帯電話では恐らく引っかからない。
この方法は2つとも、登録したあとにその小説のあるページに移ってしまう。これを隠蔽するには、今まで書いたページを仮にabyss.htmとしたとき、別のページに次のようなコードをかけばいい

<iframe width="0" height="0" src="abyss.html" border="0" style="border:none;" frameborder="0">
</iframe>

ページの中にページを見えないように埋め込み、その中だけで操作を完結させる。これによってページの移り変わりを見た目上なくすことができる」



桜沢は驚嘆した。この男はいったい何者なのか。用意無しでこのようなことをスラスラと書けるものなのか。畏敬の念、猜疑心、茫然自失、様々な感情が同時に沸き起こり、綯い交ぜになる。

しかし、ページビューの例を考えればガセとは思えない。桜沢に既に罪悪感は欠片も無かった。黒の男は更に何かメッセージを出そうとしていたが、それより先にログを取り終わるや否や、桜沢はログアウトして作業に取り掛かった。


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<12>
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